平成の名前の由来とは

平成になって25年以上が経過しました。

昭和から平成に移行する時、日本は好景気に湧いたバブル全盛時代を迎えていました。

世界中の有名な建造物や、歴史的な美術品を多くの日本企業が買い占め、連日ニュースとなったのもこの頃です。

当時、まさか現在の日本がこのような状態になるとは、誰も予想はしていなかった頃、内外、天地とも平和となるよう願いを込められ、平成と言う名前が付けられたのです。

名前の由来は、史記と書経によるもので、長く続いた昭和に慣れきっていたことから、年号に違和感を持つ人も多くいたのです。

しかし、またたく間に国民に新しい年号は浸透していきました。

年号は、国民が使いやすいよう、漢字2文字であること、親しみやすく意味のあるものが相応しく、戦争をくぐり抜けてきた昭和と違い、平成となってからは名前の由来の通り、経済的にはいろいろなことがあっても、平和な状態を保つことができています。

さて、平成の由来となった、史記ですが、正しくは二十四史と言い伝説として伝わる話から、明の最後までが描かれた壮大な歴史書となっています。

この最初の史が史記となる訳です。

史記の一部に内平かに外成ると言う一文があり、これが年号の由来となります。

史記は二十四史の中でも極めて重要な記になり、日本でも親しまれ多くの書店や図書館でも見ることが可能です。

もうひとつ、由来となった書経は儒教で孔子が編集したことでも知られています。

重要な経典、五経のひとつであり、易経、詩経、礼経、春秋経、そして書経として今も歴史的な価値としても、宗教上の価値としても高く評価され、多くの人が書経を読んでいます。

書経からは、地平かに天成ると言う一文が由来となり、平成と言う名前が誕生しました。

歴史を紐解くと、何故、このような名前が付けられたのかがよくわかります。

平成の一つ前の年号である昭和ですが、混乱の時代が長く続いた時代でもありました。

しかし、昭和の年号にも国民の平和を願い、世界と共存し繁栄を願うと言う意味が込められています。

残念ながら年号に込められた願い通りにはことが運びませんでした。

よって、新しい時代も引き続き日本国内だけでなく、世界も平和になるよう願いが込められ年号がつけられたのです。

いずれにしても、日本の歴史は中国からの大陸文化の影響を強く受けています。

漢字もそうですが、1つ1つの文字に意味があり、それらを紐解いていくと歴史がわかります。